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ひな祭りの由来・Q&A

ひな祭りの由来

雛人形の歴史は古く平安初期、今から1,000年も前にさかのぼります。源氏物語の中にも「ひいなの遊び」と呼んで宮中の幼い姫たちの人形遊びが記されています。古くから中国には3月3日あるいは、三月上巳(最初の巳の日)に水辺でお祓いをする行事がありました。この行事が日本に伝わり、お祓いをした人形(紙や草でつくった簡素な型代)を水に流して送る日本古来の風習と結びついて「流し雛」の風習が生まれました。これがひな祭りの起こりといわれています。

ひな祭りの由来


ひな祭りQ&A

Q: 雛人形は誰が買うのでしょうか?
A: 雛人形はかつて嫁入道具の一つとして婚家へ贈る習慣がありました。そんな歴史からお嫁さんの実家から孫の健やかな成長を祈って贈るのが一般的です。しかし現在では、両家で折半で買うこともありますのでご兄弟や親戚 からのお祝金などを予算に加え、両家で相談の上、お祝いすることもよろしいかと思います。
Q: 予算を決める場合、何か目安がありますか?
A: 多くの方が予算を決めるのに苦労されているようですが、全国平均から申しますと七段飾りの場合20万〜50万円三段飾りは15万〜40万円、江戸木目込み人形の場合10万〜20万円、親王飾りは8万〜18万円が一つの目安となっています。
※木目込み人形とは本体(胴体)につけられた溝に衣装になる布の一端を木目込んで(埋め込んで)作られた人形のことです。
木目込み人形は衣装着の雛人形に比べてお手入れが簡単です。
Q: おひなさまはいつ頃買っていつ頃飾るのでしょうか?
A: 初節句(桃の節句・ひな祭り)の場合、立春すぎから2月中旬までに飾りたいものです。また購入は、12月初旬から1月末までに致しましょう。お人形は手づくりのため数量に限りがありますので、早めの購入をおすすめいたします。
Q: おひなさまを選ぶポイントをおしえてください?
A: 飾る場所、収納スペースを考えてあらかじめお部屋のサイズを調べておきます。それから木目込み人形や各お人形をみる訳ですが、まず予算を決めてからお顔はもちろん、衣装、特にお仕立て、形等全体の調和のとれたものを選びましょう。
Q: 次女、三女のおひなさまはどうすればいいのでしょう?
A: 雛人形は女の子の健やかな成長を祈って飾ります。その子に一切の厄災がふりかからぬよう、おひなさまが身代わりになってくれるのです。お母様の雛人形を譲ったり、姉妹で兼用するのは避けたいもの。小さいものでも価格にこだわらずにそれぞれのお子様に揃えてあげてください。立雛や木目込み親王、市松人形などをおすすめいたします。
※木目込み親王は女雛と男雛の木目込み人形がセットになったものです。
Q: お客様を自宅に招いてのお祝いの仕方をおしえてください?
A: 実家の御両親や兄弟、仲人夫妻、親類、友人の順にお招きしましょう。料理は和食、洋食どちらでもかまいませんが、「はまぐりの吸い物」「草餅」「白酒か甘酒」等雛料理にふさわしいものを用意しましょう。菜の花や桃の花を飾り、季節感も忘れずに出しましょう。
Q: おひなさま各々の説明をしてください?
A: 親王(しんのう)・・・お殿様、お姫様が親王台の上に座っています。三方を真中に置き後ろに屏風、両脇にぼんぼりを飾ります。
三人官女(さんにんかんじょ)・・・儀式のとき盃を使ってお酒を回し飲みする式三献の給仕役です。中央に座っている方が女官長で三方(島台)を持っています。
五人囃(ごにんばやし)・・・宴を盛り上げる能の囃し方、向かって右から謡・横笛・小鼓・大鼓・太鼓と左にゆくほど音の大きな楽器となります。
七人雅楽(しちにんががく)・・・雅楽は日本最古の宮廷雅楽(皇室音楽)のことで日本の伝統芸術の原点といわれます。江戸時代町家で親王雛に五人囃が加わる頃、公家では一層鮮やかに七人雅楽が飾られるようになりました。
随身(ずいしん)・・・親王様を護衛する武官で左手に弓、右手に矢を持ち、征矢を背負っています。向かって右が左大臣で学問を司り、向かって左は右大臣で武術を受け持っています。
三人仕丁(さんにんしちょう)・・・宮中の雑役を努める人たちです。三人上戸といって泣き顔、笑い顔、怒り顔をしていて人間の喜怒哀楽をあらわしています。
Q: 初節句のお祝いをいただきました。お返し方法をおしえてください?
A: お返しは初節句から一週間以内にします。お礼の手紙と赤ちゃんのスナップ写真をお赤飯や祝儀用詰合せなどと添えて贈ることが多いようです。のし紙には「内祝」「桃の花一枝にかえて」とし、紅白の蝶結びの水引の下に子供の名前を書きます。ただし、お祝いの席に招待した方にはお返しの必要はありません。
Q: 男雛と女雛、向かって右、左どちら?
A: 一般的には向かって左に男雛、右に女雛を飾ります。この飾りは昭和以降、関東を中心に広まったもので、古式を好む京都では左右逆の飾り方をしています。古風なら左(向かって右)を上座に、現代風なら右(向かって左)を上座にと好き好きに飾ってよいのです。つまり、どちらに飾っても間違いではありません。