よくある質問(ひな人形について)
Q. 雛人形は誰が買うのでしょうか?
雛人形はかつて嫁入道具の一つとして婚家へ贈る習慣がありました。
そんな歴史からお嫁さんの実家から孫の健やかな成長を祈って贈るのが一般的です。
しかし現在では、ご両家で折半で買うこともありますのでご兄弟や親戚 からのお祝金などを予算に加え、ご両家で相談の上、お祝いしてはいかがでしょう。
Q. 予算を決める場合、何か目安がありますか?
多くの方が予算を決めるのに苦労されているようですが、全国平均から申しますと七段飾りの場合20万〜50万円三段飾りは15万〜40万円、江戸木目込み人形の場合10万〜20万円、親王飾りは8万〜18万円が一つの目安となっています。
※木目込み人形とは本体(胴体)につけられた溝に衣装になる布の一端を木目込んで(埋め込んで)作られた人形のことです。
木目込み人形は衣装着の雛人形に比べてお手入れが簡単です。
Q. おひなさまはいつ頃買っていつ頃飾るのでしょうか?
初節句(桃の節句・ひな祭り)の場合、立春すぎから2月中旬までに飾りたいものです。
また購入は、12月初旬から1月末までに致しましょう。
お人形は手づくりのため数量に限りがありますので、早めの購入をおすすめいたします。
Q. おひなさまを選ぶポイントをおしえてください?
飾る場所、収納スペースを考えてあらかじめお部屋のサイズを調べておきます。
それから木目込み人形や各お人形をみる訳ですが、まず予算を決めてからお顔はもちろん、衣装、特にお仕立て、形等全体の調和のとれたものを選びましょう。
Q. 次女、三女のおひなさまはどうすればいいのでしょう?
雛人形はひな祭りに女の子の健やかな成長を祈って飾ります。
その子に一切の厄災がふりかからぬよう、おひなさまが身代わりになってくれるのです。
お母様の雛人形を譲ったり、姉妹で兼用するのは避けたいもの。
小さいものでも価格にこだわらずにそれぞれのお子様に揃えてあげてください。
立雛や木目込み親王、市松人形などをおすすめいたします。
※木目込み親王は、木目込み人形の女雛と男雛がセットになったものです。