人形の声を
かたちに。
日本を代表する人形作家として数々の名作を残した
「鈴木賢一」の魂が息づく上質な雛人形。
日本を代表する人形作家として数々の名作を残した
「鈴木賢一」の魂が息づく上質な雛人形。
日本を代表する人形作家として数々の名作を残した、鈴木賢一。
岩槻木目込人形の歴史は<賢一>以前・以後に分かれると言われるほどです。
細部にも妥協を許さず、襲(かさね)まですべて正絹を使用し作られている、本物志向の雛人形。
賢一は、人形との会話を楽しむことで、”真の人形が作れる”と言葉を遺しています。
「こちらから語りかけると、人形からも語りかけてくれる」そんな人形に対する感性が、どこか意思を持ったような凛とした人形を作り上げるのでしょう。
天皇、皇后両陛下への献上品にもなった作品を作った賢一。
また、「美術織物」龍村裂を人形業界で初めて使用するなど、独創性を込めた作品を発表していきました。
伝統工芸のもつ創造性や芸術性を高めながら、そして賢一はその高い技術を隠すことなく弟子に受け継いできました。