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岩槻総本店
〒339-0057
埼玉県さいたま市岩槻区本町1-3
東玉で人形供養事前受付をしております。詳しくはこちらをご覧ください。
男の子が生まれてはじめて迎える五月五日は「端午の節句」と言われ、男の子の健やかな成長と無病息災を願い、五月人形を飾る風習です。
現在では「こどもの日」の方がなじみがありますね。
古来から日本で受け継がれてきたこの風習は、江戸時代に入ると、徳川幕府により五月五日を重要な式日に定め、大名や旗本が式服で江戸城に参り、将軍にお祝いを奉じるようになりました。
端午の節句で鎧・兜を飾ることには、男の子が成長する過程で子供に災いがふりかからず、無事に逞しく成長するようにとの願いが込められています。
この行事は現在まで受け継がれてきました。
このようなお守りとしての役目をはたしてきた鎧・兜は、昔の元服・今の成人(20歳)まで飾られ、その後は感謝の気持ちを込めてその役目が終わったということで、供養するのがよろしいと思います。
男の子の成長を見守り続けてきた五月人形ですので供養せず捨ててしますのは、なんだか忍びない気持ちになりますね。
では、五月人形の処分はどのようにしたらよいのか、いくつかご紹介いたします。
五月人形の処分で一般的な方法は、「お寺や神社に供養に出す」ということです。
神社ではあらゆる人形供養を引き受けております。
しかし、人形供養に出す場合は、事前にお電話などで人形供養ができるどうか確認をしてから持参してください。
持ち込みで供養してもらう場合は、料金は人形1体につき2000円前後です。五月人形の供養料は普通のビジネスとは異なり、競争原理のようなものはありません。
そのため、どこでもおおむね同程度の金額であると考えて下さい。
また、宅配便などを使い、五月人形を郵送して供養してもらうことも出来ます。
この場合の料金はは5000円~7000円程度です。
箱などに入れて送る事になるので、これに送料がプラスされますので10000円を超えることもあります。
悪徳な処分業者も残念ながらゼロでは有りません。人形供養を行うと言って高額な供養料を請求して、実際には人形供養しないで人目のつかない場所に不法投棄する業者もありますので、十分に注意してください。
長年、男の子の成長を見守ってきた五月人形の最後が、このようになったら五月人形も大変悲しむことになります。
信用できる業者に頼むようにした方がよりご安心いただけると事でしょう。
五月人形を捨てるのは気が引けるので、五月人形を「必要な誰か」に譲ることは、五月人形本体の供養にはなりません。
長い間男の子の災いを代わりに受けてきた五月人形です。
そのような人形を新しく生まれた男の子に譲るということは、災いも一緒に譲ってしまうことになります。
ですから五月人形を譲るのはよくありません。また五月人形の供養にもなりません。
買い取り業者やリサイクルショップに売ることも考えられます。
しかしこの方法でも五月人形の供養にはなりません。また災いを抱えた五月人形を、新しく生まれた男の子に分け与えることは災いを新しい男の子に与えることになります。
生まれてきた男の子に五月人形を与えるなら、小さくても良い鎧・兜や、また高価な五月人形でなくてもいいですから、まっさらな穢れがついてない五月人形を贈りましょう。
東玉では甲冑師の手により丹精込めて作られる五月人形を豊富に取り揃えておりますので、生まれてきた男の子の五月人形への贈りものをお探しの際には、ぜひこちらよりご覧ください。
商品詳細
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お父さんやお兄さんなどが使用した五月人形があるとき、「これは処分しなければならないのか」「弟や子供に使いまわしできないのか」と考える方が多いでしょう。
五月人形は「影武者」のようなもの。武将(男の子)に降りかかる厄などを引き受けてくれる「身代わり」です。
つまり、親や兄弟が一度使った時点で「すでに厄が染みついている」と言えます。これを使いまわしすると「厄まで引き継いでしまう」ため、使いまわしはよくありません。
五月人形のしきたりに従うのであれば、「子供一人につき1体」を用意するものです。これは「厄を引き継がない」ためです。
ですから男の子が無事成長され立派な社会人になって、五月人形が必要で無くなったら人形供養に出しお祓いをして供養されることをお勧めいたします。
その時は感謝の気持ちを込めて、供養料を献上して供養した方がいいでしょう。また、どうしても身近に供養をお願いできる先がない方や、持ち込みや荷造りが大変で人形供養になかなか出せない…。お顔がついているからごみに出す事もためらわれる…。そのようなときには御神酒を捧げ、お子さまを守ってくれたこれまでのお役目に感謝の気持ちを込めて手を合わせ、新聞紙などにくるみ地域の収集に分別するという気持ちの表し方もひとつです。
このように供養されることが五月人形にとって一番嬉しいことかと思います。
人形供養は全国のいろいろな場所で行われています。
五月人形を寺社などに持ち込むとき、「自分の住んでいる地域ではどこに持ち込めばいいのか?」という点が不安になりますが、人形供養の受付の可否は短期間で変更される類のルールでないため、紹介されている場所はおおむね受け付けていただけると思います。
次に各地で行われている人形供養について紹介します。
令和6年は、10月6日(日)に明治神宮本殿にて執り行われます(雨天決行)。
日本には「人形に魂が宿っている」と信じてこれを大切にする風習があります。
それは現代もなお人々の心の中に生き続けています。
「人形に感謝する会」では、このように古くなったり壊れたりした人形を、どうしても捨てられずにいる皆さまに代わって、「人形の魂をお祓いして、感謝の気持ちを込めて納める(お別れする)お祭り」として【明治神宮人形感謝祭】が毎年秋に開催されています。
この人形感謝祭は平成元年にはじまりました。
「明治神宮人形感謝祭」は、《楽しく、優しく、美しく》という心を大切にした、人形のお祭り《人形納め》として続き、今では秋の恒例行事として、また東京の秋の風物詩として定着しています。
ご持参されたお人形は、本殿前の廻廊に奉鎮台を設け陳列されます。(会場の大きさによりすべて陳列出来ないことがあります。)
陳列されたお人形は、魂を「ひとがた」に移され、お祓いが行われた後、並べられた人形も神職によって祓い清められ、御霊あげをされます。
令和元年(第31回・10月6日開催)の来場者は、首都圏各地から約7000名、納められた人形は(雛人形、五月人形、ぬいぐるみ、日本人形 西洋人形等)は約42000体におよびました。
本殿において、人形の魂を鎮める美しくも厳かな儀式が展開され、雅な装束を身にまとった二人の巫女による神楽「浦安の舞」が奉奏されます。
埼玉県さいたま市岩槻区の「岩槻人形協同組合」主催で毎年11月3日・文化の日に岩槻城址公園の人形塚脇の黒門の前で執り行われます。
古くなって飾らなくなった人形や壊れてしまった人形を、約20名の僧侶の読経のもと参加者が焼香し、お焚き上げし、人形に感謝をする「人形のまち岩槻」の伝統行事です。
開催時間は午前10時~午後2時頃までになります。
事前予約は必要ありませんし、人形の当日持ち込みも可能です。
供養料は3000円からになりますが、主催者の岩槻人形協同組合に問い合わせして、市内の人形店でも事前にお預かりサービスをしてくれるお店もありますので、当日会場に持参出来ない方には前もって供養料と一緒に預ける方法もあります。
また、ヤマト運輸の宅急便などで送る方法もあります。
事前に預ける場合は、倉庫の倉敷料もふくめ4000円からになります。
供養できるのは、雛人形、五月人形などの日本人形の他、西洋人形、こけし、ぬいぐるみなどです。
ただし、ガラスケース、鉄製の雛壇、陶器製の人形、だるまなどは受け付けておりません。
関連記事:「岩槻の五月人形は300年の歴史に積み重ねられた匠の技に支えられています」
この様に、五月人形は他の人に譲ることでも、売り買いし結果的に他人に渡ってしまうことは良くないとされています。
その理由は五月人形が厄を負ったままの状態で、厄まで人に譲ってしまうことになるからです。
ですので、今までの身代わりとして厄を負ってくれたことに感謝し、大切に供養してあげて下さい。
五月人形があるということは、誰かが大切に思ってくれているという証です。
生まれたお子さまを家族みんなで祝福し、健やかにすくすくと成長するように送った大切な5月人形を、
お子さまが成長した後や、出さなくなった五月人形を感謝の気持ちで送り出してあげることが供養となります。
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