最近では飾る場所を選ばないコンパクトなお雛様が人気です!
3月3日はひな祭り(桃の節句)、古来より続く日本の伝統行事です。初節句を迎える女の子のために、素敵なお雛様を飾り、その子の健やかな成長と末長い幸せを願いたいものです。
近年、私たちを取り巻くライフスタイルが急激に変わりつつあります。これまでは、結婚すると親と同居という、大家族の中での生活が当たり前であったものですが、現在では別々の世帯としての生活が始められます。まずは2人暮らしの生活ではコンパクトなアパート・マンション住まいがほとんどではないでしょうか。そのような中でお子さまが生まれると赤ちゃんの物も増えてきます。
手狭な部屋の中ではお雛様を飾る場所も限られてきます。昔はベビータンスや家具の上に雛人形を飾ったものですが、今そのような家具はほとんど見受けられません。
また、多少大きなマンションであっても、収納場所も少ないのが現状です。これらの状況からしても飾る場所を選ばない、収納が小さくて済むコンパクトなお雛様が人気となっています。
コンパクトなお雛様が人気な理由
最近の住宅事情から見ても飾る場所がない、収納場所がないと言う声を多く聞きます。そのような中、お客様目線で考えるとやはりコンパクトタイプのお雛様を選ぶと思います。そして価格的にみてもお手頃価格の商品がたくさん出てきています。
現在の住宅の中でお雛様を飾る場所を考えてみた時に、テレビ台などローボードの上や玄関わきの下駄箱の上に飾る傾向が多くなっていると思われます。
また、部屋の中にある家具・台も小さくなっており必然的に飾れるお雛様もコンパクトタイプとなります。そして収納面においても同様に、部屋自体が狭いため、収納するスペースも限られてしまいます。それでコンパクトなお雛様が人気となっています。雛人形もこれまでのサイズに限らず、コンパクトでオシャレなものもどんどん増えてきており、お客様のニーズに十分応えられるものとなっています。特に収納型お雛様の登場はそのニーズにあったもののひとつでしょう。
収納型は箱の色彩もピンク・ホワイト・赤など若いママさんたちに好まれる物がたくさんあります。
屏風も刺繍や蒔絵・かわいい和紙調のものなど多岐にわたり用意されているので、とても可愛いというイメージを与えています。
購入の主導権が若夫婦に移っているのもコンパクトなお雛様が選ばれる原因となっています。
東玉ではそんな、コンパクトに収納できるお雛様も多くお取り扱いしております。
東玉のでお取り扱いしている収納できるお雛様は、「収納飾り」というお雛様となります。
台座のデザインやお雛様のお顔立ちが可愛らしかったり、豪華絢爛な伝統的な台座で、綺麗な顔立ちのものだったり、様々な雰囲気の商品がありますのでぜひ見てみてくださいね。
- 優雅 収納飾り「白夢桜mini・収納」:おひなさまの衣裳・屏風・敷布などインテリア性の高い「白」で全体をコーディネート。コンパクトでモダンな全体像のなかに、衣裳着雛人形特有の 美しさ・華やかさを表現しました。
コンパクトな親王飾りは主役の二人が映える平飾り
昔からのお雛様は、豪華な七段飾りから三段飾りという流れにありました。親御さんたちは高度成長期の中で誰もが憧れていた七段飾りを購入していました。たとえ部屋が手狭であっても、自分たちの憧れをお孫さん達にプレゼントしました。確かに歌にもあるように、三人官女や五人囃子・隋臣・仕丁のいる七段飾りは今でも最高の飾りであると思われます。しかし住宅事情など様々な要因から、大きすぎて飾る場所がない、収納場所もないと言う理由で三段飾りへと移行してきました。三段飾りは親王・官女、道具類でも豪華さのある飾りです。
しかし最近では、三段飾りでも大きいと言う声が多くなり、今ではお殿様とお姫様の親王飾り・コンパクトな親王飾りが好まれています。親王飾りといっても古典柄で高級衣裳のものから、パステルカラーで刺繍が施されたもの、ちりめん衣裳など、小さいながらもかわいらしく主役の二人が映える平飾りとなっています。
また、衣装着のお雛様に加えて人気の木目込人形のおひな様もあり、いろいろな種類が目を楽しませてくれます。以前に比べると選択肢が広がりさらに人気がでています。
東玉ではそのような、「親王飾り」のお雛様も多くお取り扱いしております。
- 東之華 親王飾り「桜の舞」:金糸と銀糸の織りなす美しい色彩が東之華の作品の特徴です。
- 木目込人形 ゆかり 親王飾り「遊姫A」:まるでお花畑のなかでひな祭りをお祝いする。華やかでかわいらしい風景を表現したおひなさまです。
お雛様自体がコンパクトな小さい雛人形
現在コンパクトなお雛様が人気なのは、飾る場所、しまう場所がなく、飾るにしても玄関やリビングの小さな家具の上に飾るしかないという現状があると思われます。そのために、おひな様自体も小さくなります。手のひらに乗る位の雛人形が人気なのもそのためでしょう。
また、人形が小さくて可愛い顔のもの、衣裳・台屏風が綺麗なものが多く、ママさん達の感覚に合っています。
最近では、部屋の中で置く事もままならずに、壁にかけて飾る壁飾りタイプの物などこれまでには見られたかったものや、人形ではなく、静岡・福岡・山形など一部の地域で飾られていた、つるし雛なども全国区となりおひな様と一緒に飾るなど、たいへん多様化しています。特に、伝統工芸品の木目込み人形のお雛様は、人形本体が衣裳着人形(十二単タイプ)の人形よりコンパクトに製作でき、飾り間口30cm程度でも可愛らしい雰囲気が充分にお楽しみいただけます。また、木目込人形のおひな様は、コンパクトなボディに合わせた可愛いお顔が特徴的です。それぞれの造形や衣裳に合わせたパッチリ瞳の可愛いお顔から、筆で手描きをした伝統的なお顔まで数々のバリエーションの中からお選びいただけます。コンパクトなおひなさまをお探しのお客様には特におすすめ致します。
東玉ではそのような小さくてコンパクトな、コロンとした雰囲気が可愛いお雛様も、たくさんお取り扱いしております。
- 木目込人形 喜久絵 収納飾り「柑愛刺繍A」:優しいミントとピンクの衣裳に桜の刺繍が施され、小さいながら存在感のある収納飾りに仕上がりました。
まとめ
住宅事情やライフスタイルが時代とともに大きく変化しています。これまでの大型のお雛様を飾るためにはかなり広い場所が必要でしたが、飾る場所・収納場所が少ないということから、コンパクトなおひなさまを選ぶ傾向が見られるのは当然のことでしょう。
その様な中で最近は、コンパクトな衣裳着・木目込人形が増え、また、衣裳の色彩もパステルカラーや綺麗でかわいいものがあります。お顔も目のパッチリとした愛らしい子供顔などとなったりしていて、買い物の決定権を持つママさんたちの気に入るものとなっています。また、壁にかけて飾る壁飾りタイプなども見られるようになってきたり、つるし雛なども人気があり、コンパクトでありながら多様化しています。