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雛人形を省スペースで「飾る」も「しまう」も簡単な収納飾り

2023年10月20日

雛飾り

雛人形を省スペースで「飾る」も「しまう」も簡単な収納飾り

広い一軒家が当たり前だった昔に比べると、現在ではマンション住まいが増え、ひな段を置くためのスペースをとることが難しくなってきています。それでも和の文化に触れて四季の巡りを実感するためにも、雛人形はお家に一つ置いておきたいですよね。

そこで最近では、そんな状況の変化に合わせた省スペースな「収納飾り」タイプの雛人形が主流になってきています。

「収納飾り」の雛人形と伝統的な「平飾り」で違う点は、収納に工夫がされていることです。装飾の飾り台自体が箱状になっていて、直接人形や道具一式をそのままコンパクトに収納することができます。
それでいて、伝統的な雛人形と変わらない美しさ、中には収納飾りでありながら、雛段が二段以上ある本格的な仕様のものもあります。

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収納飾りの雛人形はマンション・アパートにピッタリ

収納飾りの雛人形はマンション・アパート にピッタリ

収納飾り式の雛人形は、平飾り式より現代の生活に合った仕様になっております。
そこでここからは、収納飾りの雛人形がマンションやアパートにぴったりな理由について見ていきましょう。

省スペースでスッキリ収納

通常の「平飾り」式の雛人形は、台や屏風、人形、道具がそれぞれ独立した箱に入っていることがほとんどです。つまり、箱ごとでバラバラに収納することが多くなり、移動によって紛失しやすくなってしまいます。
いざ飾ろうと思った時に「ほんぼりが見つからない」、「桜橘だけがない」などという事態が起こったりします。

一方で収納飾りの雛人形なら、全ての道具をひと箱に入れて収納しておけます。
収納場所を確保することが難しいマンションやアパートなどでも、省スペースで気軽にしまえて、省スペースで設置することができます。

ただ、まとめて収納できるということは、平飾りの収納箱一つ一つに比べてまとまったスペースが必要になるということではあります。
そのため事前に箱の大きさを確認しておいた方が安心ですが、平飾り式より省スペースであることは間違いありませんのでご安心ください。

「飾る」と「しまう」の管理が簡単

また、収納飾りは管理が大変簡単で、飾りつけや片付けの点でも手間を減らすことができます。

平飾り式では大量の箱を押し入れから運び出してきて、台を組み立て、飾り付ける作業が必要なため、比較的飾りつけ・片付けには時間がかかってしまいます。

この点、収納飾り式の雛人形だと管理がずっと簡単になります。
収納箱を一つ取り出し、そのまま飾り付けるだけ。片付けの際にも、同じ箱に戻して収納するだけで片付けが完了するので、ちょっとの時間と労力しかかかりません。家事や子育てで忙しい毎日を送っている方々にも、手軽に飾り付け、片付けができるところが魅力です。
また、お仕事の関係でお引越しが多い方にもコンパクトにまとまっている収納飾りは大きなメリットになると思います。

このように、春の節句をとても手軽に楽しめるのもポイントですね。

収納飾りの雛人形はどこに飾る?お子さま目線を意識した配置を心がけましょう

収納飾りの雛人形はどこに飾る?お子さま目線を意識した配置を心がけましょう

このようにコンパクトさが強みの「収納飾り」は、飾るときにも場所を選びません。
そこで、お子さまが「和の美意識」に興味を持ってくれるよう、お子さまの目線から雛人形のお顔がきちんと見れる高さに置きましょう。

例えば、お子さまが生まれたばかりの時、まだ立ち上がることはできません。
そこで、床の一角にスペースを作って収納飾りの雛人形を置いてあげるのがおすすめです。ただし、誤飲や怪我が起きないよう細心の注意を払ってあげる必要があります。

また、4歳の女の子は平均身長が100cm程度なので、高さ70cm程度のローチェストやラック、シェルフの上に置いてあげると良いでしょう。

10歳の女の子なら身長140cm程が平均なので、デスクの上やクローゼットの中に置いてあげることで都合よく雛人形を眺めることができるようになります。

また、雛人形を飾る時期にはっきりとした決まりがあるわけではありませんが目安としては、立春(節分の翌日)~2月中旬にかけて飾り始めるのが一般的です。
遅くても、ひな祭りの一週間前には飾り始めるのが良いでしょう。

片付けの時期も決まっているわけではなく、早く片付けなければ婚期を逃すという言い伝えはあくまで迷信です。
目安としては、ひな祭りの由来「上巳の節句」が旧暦の3月3日、今でいう4月の上旬頃に行われる行事でしたので、その時期までには片付けることが多いです。

東玉のおすすめ収納飾りの雛人形

東玉のおすすめ収納飾りの雛人形

「確かに収納飾りの雛人形ならマンションでも置けそうだけれど、どう選べばいいのか迷ってしまう」

最近ではどの店舗も豊富な種類を取り揃えておりますから、どうしても決めかねてしまいますよね。
そこで東玉が、価格帯ごとにおすすめの収納飾りの雛人形を3点厳選しましたので、参考にして頂ければと思います。

1)木目込人形 喜久絵 収納飾り「真愛A」

  • 可愛らしいアイボリーとピンクの収納箱に喜久絵作『桜華雛』をセットしました。優しいお顔にあわせ厳選された衣裳の木目込人形は見るほどに愛着がわきます。つるされた青い桔梗のつまみ細工がいっそう人形を引き立てます。

商品詳細

木目込人形 喜久絵 収納飾り「真愛A」

木目込人形 喜久絵 収納飾り「真愛A」

149,600円(税込)

幅39×奥行27×高さ38cm

人気シリーズ喜久絵のリンク

2)優雅 収納飾り「新古今」

  • 豪華な刺繍の敷き布の下は家具調の収納箱。豪華で高級感があり、「優雅」収納飾りの中で人気No.1セットです。

商品詳細

優雅 収納飾り「新古今」

優雅 収納飾り「新古今」

187,000円(税込)

幅65×奥行38×高さ52cm

人気シリーズ優雅雛へのリンク

3)龍村裂 収納飾り「わかな」

  • 龍村美術織物・糸屋輪宝手グレーと同柄の朱赤の衣裳のおひなさま。落ち着きのある上品な収納タイプはすっきりとしたあきのこないデザインが魅力です。

商品詳細

龍村裂 収納飾り「わかな」

龍村裂 収納飾り「わかな」

187,000円(税込)

幅58×奥行30×高さ48cm

飾る前に収納箱の中の状態を写真で撮影しておくと片付けの際に収納箱に納めやすくなります。

東玉の収納飾り一覧はこちら「収納飾り」

ひな人形の飾り台が人形やお道具をしまう時の箱になる収納飾りですが、収納箱の種類やデザインはいろいろです。木肌を生かしたもの、塗を施したもの、刺繍を飾ったものなどなど、たくさんの種類が用意されていると思います。特に桐材を使った収納箱は湿気や虫からお人形を守る効果があります。また、収納箱の中で人形どうしがぶつかるのを防ぐためにも、紙などを詰めるとよいでしょう。また少量の防虫剤を入れるのも良いです。ひな人形はカビが天敵です。防虫剤を入れる場合は人形用のものを使用します。お洋服用の防虫剤とは成分が異なりますので気をつけてください。よく乾燥した晴れた日に、しまうことをお勧めします。また、しまう場所は押し入れなどであれば、より湿度の低い上段の方にしましょう。そうすればより良い状態で保管できます。
雛人形は一年に一度、数週間の間しか使わない特別な飾り物です。
実際は、使わずに収納している時間の方がずっと長いため、無理なく収納しておけることを大切に考えるのが賢い選択でしょう。もし、収納スペースで困ったら、仕舞わずにそのまま出しておくのも、一つの”手”だと思います。人形やお道具を収納箱の中に仕舞い、収納箱はそのまま出しておいて、飾り棚の様に使ってみるのもいいかもしれません。但し、この場合も、”湿気”には、気を付けて下さい。傷がつくかもと思ったら、何か綺麗な布等を掛けてみるのも、いいかもしれません。

もちろん、5段飾りや7段飾りの豪華な雛壇は魅力的です。
ですが、毎年の飾り付けや収納場所に不安があるのに大きく豪華な雛人形を購入しても、毎年のひな祭りの行事を行う負担がふえてしまって、続けられないというのでは本末転倒です。

上質な雛人形は本来何十年も保管して使うものですから、やはり自分の家庭にフィットした、質の良いものを選ぶことが大切です。

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