「人形のまち岩槻・重陽の節句」イベント
2019年10月15日
このたびの台風19号により被災された地域の皆様の生活が、一日も早く復旧することをお祈り申し上げます。
今回は重陽の節句について書きたいと思います。 皆様、一年には5回のお節句があるのをご存じですか?
代表的なもので3月3日の上巳の節句(桃の節句)や5月5日の端午の節句(こどもの日)などがありますが、9月9日は重陽の節句でした!(「ちょうようのせっく」と読みます)。
今年は10月7日が旧暦の9月9日にあたり、重陽の節句となります。長寿と健康を願うお節句。ちょうど菊の花の咲くころであることから、ふるくからさまざまな菊にまつわる行事が行われていました。岩槻でも会期は多少後になりますが、10月27日から「人形のまち岩槻・重陽の節句」イベントが始まります。
重陽の節句には、おひなさまを飾る風習もあり、3月3日のひなまつりに対して「後の雛」(「のちのひな」と読みます)と呼ばれました。 上巳の節句(桃の節句ともよばれます)の、ひなまつりから数えてちょうど約半年。蔵や押し入れにしまったひな人形を、箱から出してカラリとした秋の空気にあててみましょう。一年中しまっておくよりも、よりよい状態が保てるので、ひな人形も「長寿」になりますよ。
「人形のまち岩槻・重陽の節句」イベントでは、菊にまつわるいろいろな展示や催しがあります。季節も過ごしやすくなってきましたので、一日ぶらりとお散歩にいらしてはいかがでしょうか。詳しくはこちら。⇒重陽の節句実行委員会