「人形をつくる」ということ
「人形づくり」は、そんな人々の想いに寄りそう仕事です
創業170年へ、東玉は日本の心と共に歩み続けます
東玉の作り手たち
染色家:小川由起子
おがわ ゆきこ
「ぼかし」の技術を取り入れた衣裳は草木染ならではで繊細で個性的です。
鮮やかなひな人形・五月人形をお楽しみください。
前橋市生まれ | |
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昭和61年 | 東京デザインスクール テキスタイル専攻科卒 |
昭和62年 | 本染工房(故)竹澤要次郎氏に師事 |
平成2年 | 染と織 櫟(KUNUGI)設立 |
頭師:大塚玉映
おおつか ぎょくえい
人形職人の家に生まれ、幼少の頃から自然におひなさまにふれてきた。
母が子を思うように、小さなお人形も末永く可愛がって下さる方の側にいてほしいと願いつつ、心を込めて製作を続ける。
昭和18年 | 埼玉県岩槻市に生まれる。 |
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昭和35年 | 頭師の第一人者、父 大塚喜一に師事。 |
昭和63年 | 皇太子妃殿下(現皇后陛下) |
平成10年 | 東玉 匠頭を発表し、好評を博す。 |
平成13年 | 伝統の桐塑頭(とうそがしら)を復活製作し話題となる。 |
平成16年 | 江戸時代の享保雛の頭を、桐塑で復活製作。 |
頭師:大豆生田博
おおまみうだ ひろし
昭和42年 | 埼玉県岩槻市に生まれる。 |
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昭和63年 | 人形師 安生仁一氏に師事した実父・初代大生峰山の下、頭製作を始め技術を研鑽。 |
平成21年 | 経済産業省指定伝統工芸品岩槻人形の伝統工芸士に認定。(頭部門) |
平成21年 | 第49回東日本伝統工芸展に入選。 |
平成22年 | 第50回東日本伝統工芸展に入選。 |
平成27年 | 雛匠 東玉にてオリジナル新頭を発表 好評を得る。 |
人形師:小幡峯陽
おばた ほうよう
お雛様で一番大切なのは綺麗さです。
綺麗に造ることは職人としての誇りです。
『左右対称』・『型くずれしない』など、永きにわたりご満足してお飾り頂く為、職人として最善を尽くしております。
是非、こだわって仕上げたお雛様を手にとりご覧ください。
昭和44年 | 愛知県名古屋市に生まれる。 |
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平成18年 | 名古屋伝統産業協会より『伝統産業優秀技術者表彰』を受賞。 |
平成24年 | 名古屋技能職団体連合会より『優秀技能者表彰』を受賞。 |
平成26年 | 徳川美術館ロビーに雛人形を展示。 |
人形師:島田輝祥
しまだ きしょう
おひなさまをつくるとき、いつも心に浮かぶこと、それは「飾る娘(こ)たちの限りない幸せと、健やかな成長」
有職(ゆうそく)雛(びな)の作風に丹精をこめ、これからも世におくり続けていく。
昭和17年 | 埼玉県岩槻市に生まれる。 |
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昭和36年 | 人形製作の修業に入る。 |
昭和40年 | 独立して島田輝祥を名乗る。 |
昭和60年 | 有職(ゆうそく)束帯(そくたい)雛(びな)を発表。 |
平成11年 | 天皇御在位十年記念 江戸雛を製作発表。 |
平成13年 | 明治時代に流行した古今雛を復活製作する。 |
平成19年 | 「岩槻人形」が伝統的工芸品指定を受け、記念として五番親王を製作発表する。 |
平成25年 | 鍾馗シリーズを製作、好評を博す。 |
人形師:東之華
とうか
トレンドカラーと伝統色を組み合わせ、伝統の中にも新しい感覚を取り入れた、私なりのひな人形をつくっていけたら幸いです。
人形を通して若い世代に日本文化の美しい伝統を伝えていきたいと考えております
昭和53年 | 鹿児島県に生まれる。高校卒業後、上京。 |
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平成16年 | 滋賀県近江市在住の人形師・東之湖に師事。 |
平成21年 | 東玉特選作家として、オリジナル創作源氏雛を製作発表する。 |
平成22年 | オリジナル創作立雛を製作。 |
平成26年 | 創作源氏物語雛を発表。 |
人形師:室井國里
むろい くにさと
先代よりの技法を継承しつつ、時代の流れにそった独特な振り付けの人形づくりをしている。
独自性を持った実力派として、これから期待の多い作家である。
昭和22年 | 東京都 出身。 |
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昭和40年 | 人形製作に従事する。 |
昭和56年 | 全国新作節句人形コンクールで日本雛人形協会会長賞受賞。 |
昭和61年 | 全国新作節句人形コンクールで東京節句人形振興協会会長賞受賞。 |
平成24年 | 平成の彩りを意識した、草木染「彩襲(いろどりがさね)」を製作発表する。 |
平成28年 | 東玉特選帯地雛人形が好評を得る。 |