榮伸(えいしん)ランドセルは、ランドセル業界の黒子(くろこ)?
「榮伸(えいしん)」という名前をご存じでしょうか。なかなか表に出てこない社名・メーカー名ではありますが、ラン活の中でご自身の選んだランドセルのメーカーを調べてみると「榮伸(えいしん)」だったという方は多いはずです。榮伸(えいしん)は、企画、製造から販売まで、すべての工程を手掛ける「総合鞄ファクトリー」として、時代や顧客のニーズに合わせた製品を作り続けており、鞄業界の隠れた名脇役なのです。
榮伸(えいしん)ランドセルは昭和59年設立の革製品メーカーのブランド
榮伸は、昭和59年7月革製品製造メーカーとして設立された「総合鞄ファクトリー」です。
ランドセルだけでなく、ビジネスバッグを始めとしたスクールバッグ及び各種鞄類の製造・販売も行っている鞄のプロです。
平成元年6月には、福島ランドセル工場を設立し、コンピュータミシンを導入するなど、いち早く機械化を進め、平成13年の新生産ラインシステム導入により、ランドセルの増産体制を確立しました。
榮伸(えいしん)ランドセルの9つのオリジナル
多様な要望にこたえ続けているランドセルメーカー榮伸(えいしん)だからこそ、必要な機能を厳選し、こどもが本当に使いやすいランドセルを作れるのです。
①「ミラくるっロック」
ミラくるっロックは錠前を合わせるだけで自動でカチッと鍵がかかるワンタッチロックと、下紐の金具位置が調節できるスライドロックが合体した「榮伸オリジナル機能」です。
②「しっかりくん」
ランドセルが最も傷みやすい教科書の取り出し口(大マチ上部)に形状補正樹脂を内蔵し、さらにその中心部分に鉄芯を内蔵することで、型崩れや折れからランドセルを守り、形状を維持し、変形を防いでいます。
業界最高峰ともいわれる強度のランドセルとなっています。
また、ランドセルの側面(大マチ部分)にも補強材を入れ、芯材を強化しています。
③フィットちゃん背カン
自然に起き上がる肩ベルト構造により、身体とランドセルの隙間を最小限に抑えて背中にフィットさせます。背中との接触面が増えることで重みが分散され、実際の重さより軽く感じ、肩や腰への負担を軽減し、自然な姿勢を保てます。また、肩ベルト付け根部が左右別々に広がるので、背負う際の着脱がスムーズです。
④らくふわベルト
肩ベルト内部には、低反発性のウレタン素材メモリーフォームを使用しています。低反発性による荷重分散でお子さまの体にフィットし、肩に優しいベルトです。※一部の商品に限ります。
⑤抗菌仕様のクラリーノベロニカ
背中と肩ベルト裏の素材には通気性に優れた抗菌仕様クラリーノベロニカを使用。
快適なフィット感と通気性をアップしました。※一部この仕様でない商品もあります。
⑥360度どこからも見えて安心の反射素材と反射構造
安心の反射機能を360度視認できるように搭載しています。特に持ち手は、反射素材を挟み込んで縫製する特殊な技法により、ランドセルカバーを掛けても反射体が隠れず、雨の日に雨カバーでランドセルを覆ったとしても、視認性を損ないません。※一部この仕様でない商品もあります。
⑦広々125mmマチ
一番大きな大マチと呼ばれる部分に内寸125mmの奥行を持たせ、ランドセルの収納スペースをより多く確保!中マチ(小マチ)部分はたっぷり内寸35mmサイズなので、筆箱がらくらく入ります。また、大マチ幅も内寸235mmでA4フラットファイル対応となっており、高さも十分な内寸310mmを確保しています。
⑧ラウンドファスナーポケット
使いやすさを重視した、大きく開くラウンドファスナーポケット。ポケットの内側にはコイルチェーンをつけ、鍵などの大切なものをなくさないよう工夫されています。
⑨らくらくナスカン
低学年のお子さんでも簡単に使いこなせるよう、押しやすい構造になっているナスカン。荷物を片方に偏らせないことでバランスよく背負えるように、ナスカンは左右2カ所に搭載しています。
このように、エイシンランドセルには多くの機能があり、6年間背負ううえで安心の充実機能となっています。
榮伸(えいしん)ランドセルの軽さ・おすすめのランドセル
体にフィットして軽く背負えるランドセルだとうことは、前述の①③④⑤の通りですが、実は榮伸(えいしん)ランドセルの軽さはその素材自体も優秀です。ランドセルの「人工皮革」の代名詞となっているくらいよく耳にする「クラリーノ」。榮伸(えいしん)で使用しているクラリーノは、軽さと革らしい風合いに優れた「クラリーノ・エフ」、耐傷性に優れ、パール風の風合いを取り入れた「クラリーノ・レミニカパール」、男の子向けにレミニカよりさらに耐傷性を上げた「クラリーノ・タフロック」、そしてさらに強度を高めた「クラリーノ・タフロックNEO」となっており、それぞれのモデルに合ったクラリーノを厳選して使用しています。
「素材」で本体そのものの重量を軽くし、「機能」で背負った時の体感重量を軽くする、両方向の面から軽さにアプローチしている榮伸(えいしん)ランドセル。体格が発展途上の頃から、小さな肩に優しく寄り添うランドセルとなっています。
まとめ
「総合鞄ファクトリー」榮伸。
決して表には出すぎない名前でありながら、中では熟練の職人が、日々「安心・安全・高い意匠性」をテーマに、6年間の使用に耐えうる高品質なランドセルを国内生産しています。
また、歩みをとめることのない企画力で、時代に合ったランドセルを生み続け、今の時代も、令和に生きる子どもたちに寄り添うランドセルを作っています。
榮伸(えいしん)のランドセルは、皆様がおこさんのランドセルを選ぶうえで、ぜひラン活の対象にしていただきたい東玉おすすめのランドセルです。