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「賢一」の新作ひな人形。限定衣裳の数々。
新作お披露目の会から早くも3週間。
今の岩槻の総本店には、限定衣裳のおひなさまが並んでいます。
その中から今日は木目込み人形作家「鈴木賢一」の寿々喜雛の限定衣裳をご紹介します。
こちらは正絹〆切織(しょうけんしめきりおり)。
西陣織物の唐織袋帯の中でも特に高級なものに分類される織物。
経糸を締めくくって染める「〆切絣」とも呼ばれ、模様がところどころ「かすった」ように織られた染紋様が特徴です。
ふんわりとした色合いのやわらかさが引きたつ衣裳になっていますね。
お次はこちら。
京友禅着物の老舗「千總」の衣裳です。一度スカーフとして仕立てられたものを、お人形の衣裳にしています。
室町時代から、日本人が育む美を伝えてきた「千總」の衣裳は、現代でもまったく色褪せないどころか、新たな美の可能性を秘めているような存在感をただよわせています。
鈴木賢一のひな人形は、これに限らずどれもが最高級の衣裳なので、いろいろな衣裳が並ぶと、お店の一角がひときわ豪華に賑やかになります。今の時期、賢一コーナーはアートギャラリーのような雰囲気になります。ぜひお寄り下さい。