尊さ。
おはようございます。
長すぎた梅雨が明けると同時に、急に日差しによる暑さが厳しくなりましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
さて!こちらは私達が「ひいな小路」と呼ぶ総本店前の道。
両脇に笹が生い茂っていて、緑が目に涼やかです。写真は、その笹の下から枯れ葉を掃き寄せたところ。夏でも結構な量の葉が落ちています。
清掃は、朝の全員の仕事となっていますが、毎朝、本店の誰より早く出社して、ひいな小路をはじめ、外回りを綺麗にしてくださるのが、ベテラン社員の簗瀬さん。写真のいちばん奥に写る、二本脚の持ち主です。
寒い冬は、ニット帽とネックウォーマー姿で。暑い夏は、おでこの大粒の汗をもろともせず。
毎朝。毎朝。毎朝。
その姿をお見かけするたびに、心から頭の下がる思いとともに、背筋の伸びる思いです。
暑さに関しては、今年はマスクがあるので発汗倍増が想像に容易いです。(熱中症で倒れないでくださいね!)
このコロナ禍で、これまでの毎日の習慣を丁寧に続けること自体、なにかしらの不便を感じることの多い今。マスク、消毒、ソーシャルディスタンス、そして対コロナに関する意識のずれ。早くこの生活が明けてほしいと嫌になることも多々ありますが、毎朝、簗瀬さんの姿を見ると、自分も頑張らねばと気の引き締まる思いです。
毎日の小さな習慣を積み重ね、これまで通りを維持することの大変さと尊さ。
今朝も変わりなくその姿を見せてくださることに感謝して、今日一日をまた、丁寧にがんばるぞと、気持ちが入る朝です。