皆様こんにちは！

東玉を扱ってくださる全国のお人形店に新作をお披露目する会が、今週無事に終わりました。これで岩槻の総本店には、2020年のひな人形と五月人形の新作がすべて揃ったことになります。
2020年に初節句をお迎えになる男の子、女の子をお持ちのご家族様に、新作をご予約いただく季節が始まります。

先日もお腹に赤ちゃんのいるママがご来店されて、五月人形をご予約くださいました。
五月人形の予約は早いとお考えの皆様、決して早くはありません。新作の展示量は今がいちばんだからです。

ところで五月人形には面白い言葉の由来がいくつかありまして、今日はそのひとつをご紹介。

写真は鎧の胴部分ですが、胴部分に付いている金色の金具は“鎬（しのぎ）”といいます。

鎧であれば、防御の機能を強くするための部品であり、この部品が付いている限り、この部品が壊れない限りは胴には達しないように付いています。
このことから、ライバル同士でよく使われる｢鎬を削る｣という言葉が、生まれたと言われています。
ライバル関係は蹴落とし合う関係ではなく、鎬を削りながら切磋琢磨できる関係にできたらいいですね。

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