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盆提灯のお話〈2〉

2019年07月03日

今日は、そろそろ盆提灯を揃えたいけどなにがなにやらわからずどうすればいいかわからないというかたに読んでいただく内容です。

 
家に飾る盆提灯には、大きく分けて上から吊るすタイプと下に置くタイプの2種類があります。どちらも前回お話しした役割はかわりません。また、本来は対で飾られることが多かった盆提灯ですが、対でないといけないということはありませんので、一本でも大丈夫。お部屋の広さや雰囲気に合わせて選んでいただけばよいのです。故人の好きなお花があったら、その花が描かれているものを選んで差し上げるのもいいですね。
  そして最近は、一見インテリアとして一年中飾ってもおかしくないような、洋間に合う盆提灯も多くなっているんですよ。(でもお仕舞下さいね!) ちなみにお値段の違いは、 同じ形の盆提灯で比較したとしても、素材がプラスチックかむくの木材か、火袋の素材が和紙か絹か、火袋のつくりが一重か二重か、絵は印刷か手描きか等々によって変わってきます。   盆提灯は宗派による違いはありませんので、まずはご予算を決めて、飾るお部屋に合う盆提灯を探してみてはいかがでしょう!   また、亡くなって初めて迎えるお盆を新盆と呼びますが、帰ってくる故人が迷わないための目印として、新盆には「白い」盆提灯を飾ります。   新盆用の白提灯は、ご家族でご用意しましょう。こちらには家紋入れも承ります。家紋入れにはだいたい10日から2週間かかりますので、ご希望の場合はお早めにお越しください。   お迷いになりましたら、まずは店頭でお気軽にご相談ください。  

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