おすすめ五月人形~加藤峻成の「大地」のご紹介~
皆様、こんにちは。
初節句の五月人形はもうお決まりですか?
ひとくちに五月人形と言ってもさまざまな飾りがあり、お子さまのために初節句を大切にお祝いしたいという気持ちの強い方こそ、五月人形選びはたいへんかと思います。次第に飾る時期も近づいてきた今、そろそろ決めてしまいたいという方が多いのではないでしょうか。
そこで!
今日は、東玉で今シーズンイチオシの兜飾り、加藤峻成作の彩りシリーズから「大地」をご紹介したいと思います。
さっそく人気の秘密を紐解いていきましょう!
其の壱
「江戸甲冑師・加藤峻成の高い技術が詰め込まれている」
「大地」は、江戸甲冑の甲冑師・加藤峻成によって、伝統的な技法で手作りされた逸品です。その特徴ともなる「手並べ小札」は、小さな和紙の小札を一枚一枚並べ、漆で塗り固めていくもの。ちょうど兜の後ろ側で編まれた斜めの部分となります。小札が集まると「シコロ」が出来ますが、「大地」のシコロは傾斜のなだらかな「笠シコロ」となっており、そのバランスの美しさが際立つ仕上がりとなっています。
また、ヘルメットの部分である「鉢」は、こちらも丸みを帯びた小さなパーツ一枚一枚を重ねて丸みを作る「重ね鉢」の手法。豆粒大の星鋲も一個一個、手作業で植えられていきます。
其の弐
「月と太陽で大地を表現している」
お子さまがこれからの人生で踏み出していく大地。常に月と太陽がお子さまの歩む大地を見守り、照らしてくれますように……そんな親御さんのお気持ちを代弁するようなデザインとなっています。
其の参
「贅沢な素材」
「鍬形」には純金鍍金が施されています。
目庇の両サイドにくるっとカーブを描く「吹返し」の部分には、京都・龍村美術織物の正絹が使われています。
縅(おどし)の糸は、もちろん正絹。大地の色にふさわしいアースカラーの優しいブラウン。
鉢の裏側である「頭裏」にも鹿革が使われ、見えない部分にも妥協のないこだわりが感じられます。
其の四
「置き方によって二通りの飾り方が楽しめる」
月と太陽の描かれた2曲屏風は、もちろんそのまま飾って素敵なのですが、90度回転させてどちらかを兜の下台とすると、あら不思議!衝立飾りに大変身します。
個人的なことですが、満月の夜には丸を背景に、三日月の夜には月を背景にして飾るのもいいなぁと密やかに思っています。
実は彩りシリーズは以下のような赤や青や緑を基調とした飾りもありますので合わせてチェックしてみてください。
いかがでしたでしょうか。「大地」の魅力、伝わりましたでしょうか。
冒頭の写真は、岩槻総本店のものですが、以下のリンク先にもたくさん画像がありますので、是非ご覧くださいね!
https://tougyoku.com/shop/products/detail/262
また、こちらでは動画では、弊社の代表が峻成の彩りシリーズの魅力を伝えています!インスタライブのアーカイブです。面白いのでぜひ!
https://www.instagram.com/tv/CL8e_ETAGHq/?igshid=15jx7cd2oabtd