うまれたて雛人形

2021年5月26日

スタッフブログ

うまれたて雛人形

皆さまこんにちは! よく皆様から「シーズンオフの季節って、雛人形屋さんはなにをしているの?」と素朴な疑問をいただきます。
ここは木目込人形工房。写真は職人の手元を見守る、人形の後ろ姿。
木目込人形工房では、すでに来年2022年のひなまつりに飾る雛人形の新作を制作中です。
実はこの後姿のお人形たちも、2022年の新作の雛人形なのです。
ふっくらと織り上げられた帯地を着せてもらって、ご満悦な顔の二人。

立ち雛

お店に並ぶときは、立派な台や豪華な屏風と一緒に、おすまし顔で並んでいる雛人形たちも、工房で生まれたての頃は、まだお母さんのもとにいるような空気の中で、表情まで違って見えます。
この子たちもお店に並ぶときには、もう、おすまし顔になっているのかもしれませんね。
まだお店の中はこんな感じ。並んでいる人形もまばらです。

飾り替え中の売り場

というのも、来週31日からの「ひな人形・五月人形 新作お披露目の会」に向けて、店内を超特急で飾り替え中なのです。数日後には、木目込人形工房で生まれた新作の木目込人形たちや、少し離れたひな工房の衣裳着人形たちが、ところせましと店内でひしめき合っているはず。
「ひな人形・五月人形 新作お披露目の会」では、東玉の人形を扱う全国の人形店の方々が新作を選びにご来店くださいます。それにあわせて一般の方のご購入予約も始まります。
会期は一週間ではありますが、このような非常事態のため、その後も展示を続けております。機会がありましたらぜひご来店ください。
11月・12月または年明けと比べると、夏の季節は、ご来客数の少ない中をゆったりとした雰囲気でいちはやく新作をご覧いただくことができます。雛人形・五月人形はご予約というかたちで承っております。お届けは2022年1月以降のご指定を承りますが、お急ぎの場合はご相談ください。

2022年のフレッシュな新人のおひなさまの中から、皆さまにご縁のあるお人形が、東玉にありますようにと願っています!

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