破魔弓の値段は種類でどれだけ価格が違う？おすすめ破魔弓を紹介
男の子の初正月のお祝いや、端午の節句の鎧兜飾りと一緒に飾られる「破魔弓飾り」は、男の子の無病息災を祈願するお守りです。
この破魔弓飾りにはサイズや素材に様々な種類がありますが、種類によって値段はどれくらい違うのでしょうか？
子供の時に両親や祖父母に買ってもらったことはあるけれど、自分で買うのははじめてだと言う方も多いのではないでしょうか？
いざ自分で破魔弓飾りを選ぶとなると「値段の目安」も「選び方」もよく分からない、と言う方のために「飾る場所のサイズから」選ぶ方法と、「破魔弓飾りの素材から」選ぶ方法で、それぞれのおすすめの破魔弓飾りをご紹介いたします。
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破魔弓飾りのサイズでの値段の違い
破魔弓飾りに限らず、大きなサイズの物は作るのに材料費も保管費もかかり、製作にも手間がかかりますから、その分値段が高くなるものです。
伝統工芸品でもある破魔弓飾りでも、それは同じなのでしょうか？
実際の商品をご紹介しつつご説明させていただきます。
- 正月飾り 破魔弓「壁掛け飾り 陽仁YS75NT」
コンパクトな壁掛け・額入り破魔弓。リビングなどの洋室にもピッタリなサイズ感。白木のアクリルケースがよりお部屋を明るくさせます。バックには寄木細工が施されており、お洒落さを演出しています。
商品詳細
破魔弓のサイズは、1号≒3cmになっています。
壁にかけても、机や棚の上でも飾れる、コンパクトサイズです。
わざわざ物をどけてスペースを作らなくても、リビングでも玄関でも子供部屋でも、ちょっとしたスペースに手軽に飾ることができます。
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奥行きが「薄い」タイプの破魔弓の値段は約4万円
省スペースタイプの破魔弓飾りのもう一つのタイプが、奥行きがコンパクトな「薄い」タイプの破魔弓飾りです。
左右上下のスペースはあるけれど、奥行きのある棚や場所が無いと言う場合におすすめです。
奥行きわずか8cmと言う薄さは、一般的なスマートフォンの短い方の長さ程度しかありません。
それでいて、横幅は通常の破魔弓飾りと比べても遜色の無い23cmで、2張の破魔弓に4方を守る4本の破魔矢が揃った破魔弓飾りです。
薄型タイプの破魔弓飾りは、既に本が収納してある本棚の前のスペースや、テレビ台のテレビの脇、玄関の下駄箱の上の天板部分など、ちょっとしたスペースでも飾ることができます。
- 正月飾り 破魔弓「壁掛け飾り １２号樹タモ」
コンパクトな壁掛け・額入り破魔弓。リビングなどの洋室にもピッタリなサイズ感。少しの空間でも手軽に飾れます。本格的な破魔弓飾りでは最小クラスの、奥行き8cmでご用意致しました。コンパクトで飾る場所に困りません。
商品詳細
関連記事：「おすすめの破魔弓ランキング！最近はコンパクトタイプが人気」
13号の大きいサイズの破魔弓の値段は約4万円～5万円
床の間があったりスペースに余裕があるご家庭では、大きなサイズの13号の破魔弓飾りも人気です。
大きなサイズの13号の破魔弓飾りの値段は、約40,000円～約50,000円です。
- 正月飾り 破魔弓「10号慶安」
四方を守る四ツ矢に小槌が付いた豪華なコンパクト破魔弓飾りです。バックの金と大小太刀がより破魔弓を豪華に魅せます。
商品詳細
- 正月飾り 破魔弓「13号蒼空TK73NT」:木目調枠に弓矢と太刀がセットになった豪華な破魔弓飾りです。全体を明るく見せるためシルバーと水色のラインがバックに入っています。落ち着いた色合いが特徴の破魔弓です。
商品詳細
ここで振り返ってみると、先にご紹介いたしました「小さいサイズの破魔弓」の方が、「大きいサイズの破魔弓」よりも、お値段が高額の場合があることがわかります。
一般的にはサイズの大きな物は総じてお値段も高くなるものですが、破魔弓飾りでは必ずしもそうとは言えないのです。
それは、なぜなのでしょうか？
破魔弓飾りに使われる素材による値段の違い
破魔弓飾りのお値段は、使われる素材によっても変わります。
小さなサイズの破魔弓飾りでも、使われる素材が高級になればなるほど、お値段も高くなります。
大きいサイズの破魔弓飾りよりも、小さいサイズの破魔弓飾りの方がお値段が高い場合があるのは、この素材の違いと言う部分も関係しているのです。
檜（ひのき）素材の破魔弓の値段は約4万円～6万円
古来より日本の建材などに活用されてきた檜（ひのき）は、薫りも良く風呂桶などにも使われる木材です。
火起こしに使われる「火の木（ひのき）」、太陽を表す「日の木」など檜の名前には諸説の由来があり、世界最古の木造建築である法隆寺にも檜が建材として使われています。
伐採後の200年程度は強度が30％程度増して、その後に元の強度に戻ってゆく特異な性質がある為、お子様の成長を長年見守る破魔弓の素材にも適しています。
- 正月飾り 破魔弓「壁掛け飾り 陽仁YS75NT」
コンパクトな壁掛け・額入り破魔弓。リビングなどの洋室にもピッタリなサイズ感。白木のアクリルケースがよりお部屋を明るくさせます。バックには寄木細工が施されており、お洒落さを演出しています。
商品詳細
タモ素材の破魔弓の値段は約4万円
タモ材はモクセイ科の広葉樹で、折れにくいと言う性質があります。
もともと弓矢を作る際にも使われていた木材ですので、破魔弓・破魔矢の素材としても最適です。
家具や床の素材として選ばれたり、野球のバットや楽器の素材として使われることも多いのは、その頑丈さからでしょう。
タモ材のもう一つの魅力は、ブラウンの色味が落ち着いた雰囲気を醸し出し、モダンな洋室にも合うこと。
- ブラウンとブラックを基調にした落ち着いた雰囲気のシックな破魔弓：12号 樹(ﾀﾓ) YS73
商品詳細
破魔弓を保護するケースの有無によっても、破魔弓飾りのお値段は変わってきますが、東玉の破魔弓飾りはすべてケース入りのケース飾りです。
破魔弓の値段の違いによる「お守りの役割」に違いはありません
ここまで、破魔弓飾りのサイズの大小や、破魔弓飾りに使われる素材の違いによる様々な破魔弓飾りをご紹介いたしました。
破魔弓飾りのお値段にも幅がありましたが、破魔弓飾りは男の子のお守りの役割を持つものです。どうしても気になる点として「値段の違いによる効果の違い」はあるのでしょうか？価格はあくまでも、材料やその質、職人さん達の手間、もっと言ってしまえば、配送の為の送料などです。昨今の世界情勢によって、それらのものは、値上がりするばかりです。たとえ、価格が安いかったり、サイズが小さかったりしても、そこに、親御さんやご親戚の方々の願いがこもっていれば、十分なのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、破魔弓の値段の違いによる「値段の違いによる効果の違い」はありません。
男の子のお子様の無病息災を祈る親心が形となったものが「破魔弓」ですから、「子を想う親心」が本体であり、破魔弓はその心を象徴するものです。
目に見える形のお守りとして古来から破魔弓は作られてきましたが、そこにはいつの時代も必ず「子を想う親心」があり、それが無ければいくら美しく立派な破魔弓でも工芸品でしかありません。
破魔弓飾りをお選びになる際には、このことを心に留めた上でお選びになられると良いでしょう。
破魔弓飾りのお値段の違いは、主に使われる素材やサイズによって変わってきます。
もちろん、破魔弓作りに注がれる技巧によってもお値段は変わりますが、当店東玉では170年の歴史の中で培われた匠の技を、すべての破魔弓飾りに惜しみなく注ぎ込んでおります。
どの破魔弓飾りも自信を持っておすすめできる逸品揃いですので、ぜひ実際に店舗へお越しになって、ご自身の目でお確かめの上でお求めいただければと思います。
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