5月5日はこどもの日!端午の節句のお祝いに人気の「五月飾り」厳選11選
5月5日は祝日「こどもの日」です。お節句の「端午の節句」でもありますが、この二つのお祝いは別のものです。
男の子のお節句である「端午の節句」では、鎧飾りや兜飾りなどの五月人形を飾ってお祝いをします。
端午の節句のお飾りは鎧飾り、兜飾り以外にも、子供大将飾りや鯉のぼりなどがありますが、やはり最初にイメージするのは立派な兜飾りではないでしょうか?兜飾りと言ってもそのジャンルは広く、伝統的な技法を忠実に守った兜、現在の住宅事情にあったおしゃれでコンパクトな兜、簡単に出し入れできるケース入り兜、収納を考慮した収納型兜、かわいい木目込兜などがあります。
兜飾りは五月人形のなかでも人気がありますが、その兜飾りのなかでも特に人気のある兜飾りをジャンル毎に、それぞれご紹介させていただきます。
どれも丹精込めて作り上げられている兜飾りのなかからの選りすぐりの逸品ですので、五月人形選びの際のご参考にしていただければ幸いです。
「ケース入り」や「収納飾り」も!種類から選ぶ「兜飾り」の人気商品3選
兜収納飾り:7号 銀光E
- 収納 兜飾り「7号 銀光E」:銀の吹き返しや鍬形が大きく、雄々しい兜収納飾りです。ブラウンの箱とお洒落な屏風の唐草柄のデザインが兜の力強さや勇ましさを引き立てています。コンパクトで洋室と和室のどちらにも合う落ち着いた色合いの兜飾りです。
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兜平飾り:13号陽炎Ⅱ
- 兜飾り「13号 陽炎II」:鍬形は、長鍬形で凛々しさがあり、吹き返しには印伝革を使用したとても高級感のある兜です。鉢は重ね鉢で覆輪がついているため華やかさがあります。屏風は、黒地に金で青海波柄が描かれています。
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兜ケース飾り:緋縅兜
- ケース入り 兜飾り「緋縅兜」:兜の吹返し部分とケースのバックに龍の彫金が施されているとても豪華なケース飾りです。間口がコンパクトですので飾る場所にも困りません。
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戦国時代の英雄達の兜が自宅に!戦国武将の「五月飾り」の人気商品2選
鎧飾り「5号伊達」
- 鎧飾り「5号伊達」:伊達政宗公モデルのコンパクト鎧飾りです。吹き返しと眉庇(まびさし)には蜻蛉の柄が描かれています。蜻蛉には勝ち虫と呼ばれ縁起よいとされています。兜は重ね鉢仕様で威糸は正絹を使用しています。
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真田幸村:25号真田
- 収納 着用兜飾り「着用兜 25号真田・陣羽織」:シックな黒塗の収納箱にオリジナルの三歳用陣羽織を飾る独特で品のある商品です。お子様が三歳になった時、兜を被り、刀を持ち陣羽織を着て記念写真を撮ることをイメージして制作いたしました。兜は真田幸村公をモデルとし、陣羽織は、幸村公の特徴である深紅の甲冑から想像し、赤色の陣羽織をセッティング致しました。
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東玉ではこの他にも”戦国武将”の甲冑を取り揃えております。ぜひこちらからご覧ください。
飾る場所を選ばないコンパクトサイズな「兜飾り」の人気商品1選
兜平飾り:青空
- 峻成・彩り 兜飾り「青空」:お子さまが「晴れ渡る“青空”の様な気持ちの大きい人に育つように」との願いを込めて製作しました。斬新な白い鉢や小札を使い、洋間にインテリアとして飾れる兜飾りに仕上がっております。「屏風飾り」「衝立飾り」と2通りの飾り方が楽しめます。
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東玉ではこの他にもコンパクトな兜飾りを豊富に取り揃えております。ぜひこちらからご覧ください。
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実際にかぶれて孫も喜ぶ「着用兜飾り」の人気商品2選
着用兜飾り:25号上杉
- 収納 着用兜飾り「着用兜 25号上杉・陣羽織」:シックな黒塗の収納箱にオリジナルの三歳用陣羽織を飾る独特で品のある商品です。お子様が三歳になった時、兜を被り、刀を持ち陣羽織を着て記念写真を撮ることをイメージして制作いたしました。お子様との思い出がより一層深まることだと思います。兜は、上杉謙信公をモデルとしており、日輪の部分には龍の細工が施されております。上杉謙信公は戦でほとんど負けなかったことから軍神とよばれていたそうです。
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着用兜飾り:25号 銀盛龍彫金
- 収納 着用兜飾り「25号 銀盛龍彫金」:吹き返し部分には龍の彫金が施されています。鍬形は立体仕様で勇ましく、袱紗にも銀の刺繍が施されています。屏風は兜に合うようにデザインして制作しました。
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東玉ではこの他にも着用飾りを豊富に取り揃えております。ぜひこちらからご覧ください。
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和の美意識を伝えるの人気の兜飾り3選
一般的に作家物と呼ばれる兜は作り手のこだわりが表現されており、それぞれの作家によってその特徴は様々です。
見た目で一般的な兜との差を見極めることは難しいこともありますが、その優れた技術とすばらしい造形は完成された兜飾りとなって独特の世界観が生み出されます。
甲冑師:別所 実正(べっしょ じっしょう)
父である二世実正に師事し昭和58年三世別所実正を襲名。平安時代から江戸末期までの甲冑・刀剣の研究による綿密な時代考証、丹念で妥協のない仕事は別所実正ならでは。
卓越した彫金切りまわし、鍛金の技術をもちいて製作された甲冑は高く評価されております。
実正作6号新総唐草
- 別所実正 金屏風飾り「6号 新総唐草」:別所実正は、江戸甲冑師の中でも彫金を始めとした最上級の技術と妥協をゆるさない姿勢が高く評価されています。綿密な時代考証を背景に独自の世界観を生かした甲冑を世に送り出しています。新総唐草の兜は、鉢正面の「シロ」と言われる部分に唐草の透かし彫りを付けていることが最大の特徴です。唐草柄は、つるが四方八方に伸びてゆく様子が生命力の象徴とされています。サイズ感としては、コンパクトの分類になりますが、細かい部品ひとつまでこだわりを持って製作されています
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東玉の名匠「別所 実正」のその他の作品はこちらよりご覧ください。
甲冑師:加藤 峻成(かとう しゅんせい)
初代加藤一胄氏の三男である加藤峻厳氏(父)より甲冑造りを基本から教わり平成19年伝統工芸士に最年少合格を果たす。
加藤家に伝わる技法を受け継ぎつつ、新たな技術を取り入れ現代感覚あふれる兜造りに挑戦し続けて峻成ならではの兜を製作。
峻成作・彩り兜飾 大地
- 峻成・彩り 兜飾り「大地」:重厚感のある茶塗の兜に、吹き返しに龍村裂を使用した品格のある兜飾りです。飾り方も「屏風飾り」とコンパクトに飾れる「衝立飾り」と2通りの飾り方が楽しめます。彩り兜シリーズでは一番の人気になっています。
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東玉の名匠「加藤 峻成」のその他の作品はこちらよりご覧ください。
甲冑師:平安住 一水(へいあんじゅう いっすい)
京都を代表する甲冑師である四代目平安住一水。
細かい部品ひとつにも手作りにこだわり、自社工房内にて丁寧に作り上げた甲冑は洗練された伝統美を伝えてくれます。年を重ねるごとに新たな挑戦をしつづけながら、さらなる高みを目指します。
一水作鎧 10号極上黒小札朱黄櫨縅
- 鎧飾り「平安一水作 10号 極上黒小札黄櫨威」:四代目平安住一水作の京甲冑です。春日大社の国宝鎧を模写しており、漆を何度も塗り厚くなった小札はとても重厚感があります。天を突くような長い鍬形は、本金鍍金で手切りと手打ちで作られています。金の屏風はより鎧を引き立たせとても品格のあるセットです。
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つくり手によってそれぞれのこだわりがあり、その分だけ表現される兜にも様々な形や色が存在します。
ただ全てに共通することは、生まれてきたお子様が健やかに育って欲しいとの思いが込められていることです。もちろん購入されるご家族の皆様も同じことでしょう。
ぜひ毎年の端午の節句を迎えられることに感謝しつつ、楽しみながら愛情を伝えることができるお子様のためのたった一つの兜をお選び下さい。