マンション住まいにピッタリのおすすめ!コンパクトサイズの小さな五月人形が人気
少し前までは五月人形は圧倒的に和室に飾る方が多く、床の間に鎧を飾る光景も普通に見られました。五月人形選びも男の子なので、おじいちゃんやパパが中心になっていました。最近は生活様式の変化や、核家族の増加を受けて五月人形選びも変化してきています。
最近は、結婚されてマンションに住む若いご夫婦が増えています。
部屋、間取りもコンパクトでムダがない効率の良い空間で、生活のスタイルも昔とは変わってきています。
洋室だけのマンションもありますが、やはり日本人であれば小さな畳の部屋でも良いから欲しい、という方も多いのでは?
実は、五月人形もマンションやアパートの生活に合わせたデザインも年々増えてきています。
和室があれば「畳の上に小さくても鎧飾りくらいは飾りたい!」
洋室であれば「インテリア感覚で飾れる五月人形がいい!」などの要望があります。
もちろん収納するときの事も大切です。まずは五月人形をどの部屋のどこに飾るかを初めに考えてみましょう。
五月人形が届いたあとに「どこに飾ろう?」だと、困ってしまう場合があります。
お飾りする場所のサイズ、幅、奥行き(制限がある場合は高さも)を測っておき、そこを含めたお部屋の写真を携帯電話などに撮って、販売スタッフにお見せいただければ、お店からの五月人形選びのご提案がしやすくなり、スムーズにお選びいただけると思います。ぜひ、サイズとお写真をご準備してご来店ください。
「床の間がない」「和室もない」近年の住宅事情から小さな五月人形が好まれるようになりました
5月5日はこどもの日(端午の節句)、古来より続く日本の伝統行事です。
初節句を迎える男の子のために、身を守る鎧・兜を飾り、小さなお子さまの健やかな成長と末長い幸せを願いたいものです。
端午の節句の『端午』とは古来、月初めの午の日を指しましたが、奇数月の同じ数字の重なる日を節句としたならわしから、いつの頃からか五月五日に限られるようになりました。
端午の節句は、もともと中国の習俗を起源としており、昔の中国では五月を忌み、初午の日に薬草によって災厄や病魔を祓うならわしがありました。その風習が日本に伝わり、宮中や武家の年中行事として発展しました。
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日本での「端午の節句」は武家社会の風習から
その昔、武家社会の男子にとって非常に大切なものであった鎧・兜を、梅雨入りする前に家の中に飾り、虫干しをして手入れをする習慣がありました。
鎧・兜は身を守る防具であるため、薬草などと同じ意味から厄除けのために端午の節句に飾られるようになったと考えられます。
なかでも頭を守る兜はもっとも重要な武具であり、現存する昔の兜にも様々な意匠を凝らしたものがあります。
そういったものは、ある程度地位のある武将しかもてないため、端午の節句に鎧・兜を飾ることは立身出世の願いも込められております。生まれた小さな男の子の無事な成長を願い、立派な大人になって欲しいという家族の思いを表現する兜飾りです。
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近年のライフスタイルを反映した小さな五月人形
また近年、私たちを取り巻くライフスタイルが急激に変わりつつあります。
これまでは、結婚すると親と同居という、大家族の中での生活が当たり前であったものですが、現在では別々の世帯としての生活がはじめられます。まずは2人暮らしの生活ではコンパクトなアパートやマンション住まいがほとんどではないでしょうか?
そのような中でお子さまが生まれると、赤ちゃんの物も増えてゆきます。
手狭な部屋の中では五月人形を飾る場所も限られてきます。昔は小さなベビータンスや家具の上に五月人形を飾っていたようですが、今そのような家具はほとんど見受けられません。
また、多少大きなマンションであっても、収納場所が小さなことが多いのも現状です。
これらの状況からしても飾る場所を選ばない、収納が小さなスペースで済むコンパクトな五月人形が人気となっています。
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帰国の際の手土産に最適!海外からのお客様へ小さな五月人形のプレゼント
減り続ける日本の人口とは反対に、増え続ける訪日者数は2019年で3200万人と日本の人口の1/4の規模になっています。日本を訪れる海外の方も右肩上がりです。
また、五月人形や雛人形、市松人形などの日本人形に興味をもつ海外のお客様は非常に多いです。その為、スーツケースにいれて安全に壊れずに持って帰れる大きさの「小さな五月人形」は最高のお土産になります。
五月人形の中でも小さな五月人形はたくさんあります。
東玉人気シリーズ「木目込兜:奏」
- 木目込兜飾り 奏 「音音」:白と金、銀を基調にしたお飾りです。吹き返し、後ろのシコロの部分には、見る角度によって光方が変わる青色、緑色のホログラムを織り込んだ布地を使用しております。可愛らしさの中に気品が感じられる兜であります。
商品詳細
- 木目込兜飾り 奏 「天音」:青い吹返しが高貴な印象を与える兜です。鍬形はマグネット式で簡単に取り外せるので収納時もコンパクトです。屏風の花菖蒲は端午には欠かせないお花です。
商品詳細
東玉人気シリーズ「端午木目込人形」
- 端午木目込人形 「皐月童 陸」:可愛いけれど堂々とした男児「陸」。きりっと結んだ口元、もちもちのボディーは、生まれて間もない赤子の生命力が感じられます。名前の「陸(りく)」は大地のように堂々とした男子にご成長されるよう、願いを込め命名しました。
商品詳細
- 端午木目込人形 「皐月童 航」:えくぼが可愛い表情で、槍を持ち見得を切ったような子どもの躍動感あふれる一瞬を切っとった造形です。背後の衝立は、男児の節句飾りに縁起の良い「蜻蛉」(とんぼ)と「沢瀉」(おもだか)のデザインです。
商品詳細
東玉人気シリーズ「彩宴」
- 彩宴 兜飾り「5号 金大鍬形赤沢瀉」:LED付の屏風と台が一体型のため、飾付けも収納もスムーズにすることができます。デザイン性に溢れ、コンパクトなため和室はもちろん洋室にも合わせやすいお飾りです。コンパクトながら手打ち星鋲の合わせ鉢、縅糸は正絹を使用した本格的な兜となっております。
商品詳細
- 彩宴 兜飾り「5号 黒合鉢印伝伊達E」:丸型アクリルのお洒落な伊達政宗の兜飾りです。ナチュラルな飾り台は出窓や玄関にも飾れるコンパクトサイズで洋間にも和室にも合います。
商品詳細
- 彩宴 兜飾り「8号 翠玉」:手打ち星鋲の合わせ鉢、吹き返しは印伝革、威糸は正絹を使用した本格的な兜。LEDライトを包み込むような、優しいグリーンの和紙の円と金の縦ラインのデザインが特徴的です。
商品詳細
収納飾り
- 収納 兜飾り「10号 悠達」:兜は、伊達政宗公をモデルとしています。立体的な三日月の鍬形は品格があります。屏風には、綺麗な松と鷹が描かれたデザインで、兜と収納箱がコーディネートされたコンパクト兜収納飾りです。
商品詳細
- 収納 兜飾り「8号 奉山」:木目調で仕上げたオールナット塗の収納飾りです。ブロンズ色で仕上げた兜と収納箱が、融合したコンパクト収納飾りです。
商品詳細
ケース入り飾り
- ケース入り兜飾り「白金兜円型アクリル金」:丸型のお洒落な兜ケースです。バックの金色が白い兜をより雄々しく魅せます。袱紗も淡い色合いで優しい雰囲気があります
商品詳細
- ケース入り 兜飾り「上杉茶兜」:ケースは、六角形になっており割れにくいアクリル仕様です。六角形は亀の甲羅を表しており、亀は寿命の長い動物であることから長命・長寿の象徴とされています。黒と茶のコントラストはとても品のある雰囲気があります。前にある太刀は護身のために飾られています。太刀の台座・兜の吹返し・後ろの柄には龍が施されており、龍はとても縁起がよく、出世や上昇志向の願いが叶うなどの意味合いがあります。
商品詳細
- ケース入り 鎧飾り「TK74-No4 5号徳川」:前面アクリルのお洒落な八角形のケースです。バックには松の絵が描かれており、松は常緑であることから永久や不変を意味します。赤威の鎧が勇ましさを感じさせます。
商品詳細
名前旗
- 端午名前旗D金刺繍ビロード:生年月日と名前の入る金の刺繍入りの名前旗です。
龍のデザインが力強い印象を与える豪華な作りです。
商品詳細
端午名前旗(たんごなまえばた)はこちらよりお求めいただけます。
このような小さな五月人形は、海外からのお客様のお土産に大変喜ばれることはもちろん、海外へ行く際の手土産にも最適です。
また、海外へ留学する場合にも、お子さまのホームステイ先のホストファミリーのご家族への手土産として、ぜひお子さまへ持たせてあげて下さい。
大切なお子さまを、遠い異国の地で守ってくださり、お世話してくださるご家族への手土産には小さな五月人形をおすすめいたします。
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端午の節句に飾る鎧飾り、兜飾り、鯉のぼりなどは、子供たちがとても喜ぶ飾り物です。
特に鎧・兜は、その特徴ある形が格好が良く、全身を守る甲冑を表現した『鎧』飾りに対して、頭を守る武具である『兜』飾りは、よりコンパクトにお飾りすることができ、簡単に出し入れできるので、現代の住宅事情に合いとても人気の高い商品です。
これらの状況からしても飾る場所を選ばない、収納が小さくて済むコンパクトな五月人形が人気となっています。
時代とともに、子どもたちを取り巻く環境は変化しても、たくましく、健やかに育って欲しいというわが子への想いは、日本、海外、世界でも昔も今も変わりません。
日本の五月人形のかたちを、海外へ最高のお土産として今後も増え続けて欲しいです。