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岩槻総本店
〒339-0057
埼玉県さいたま市岩槻区本町1-3
5月5日は「子どもの日」です。またこの日は男の子のお節句「端午の節句」としても知られています。男の子の赤ちゃんが生まれて初めて迎える5月5日が初節句となります。
端午の節句の「端」という文字はもともと「はしっこ」という意味です。「午」という文字は「うま」と読み、端午とは五月初めの午の日を指していました。
「節句」とは季節の節目や変わり目のことで、以前は「節供」と書いたものでした。季節の変わり目は気候が不順で暑かったり寒かったりします。気温の変化も大きくなりがちです。そんな時は体調を崩しやすいですよね。そんな「季節」を栄養のある旬の食べ物を神様に「お供え」して、健康に過ごせるようにお願いし、そのお下がりを自分たちでも頂いて、乗り切っていこうという行事でした。昔から行われていたこの端午の節句の行事は、奈良時代以降5月5日に定着し現代に伝わっているのです。
端午の節句のお祝いは、生まれてきた赤ちゃんが無事に成長しますように、と願いを込めて行うものです。五月人形は赤ちゃんが成人するまでは飾っていただきたいものです。無事成人した暁に、初めてお役御免となるものなのです。
そんな長い間飾る五月人形なのですから、どうせ飾るならおしゃれなものがいいですよね!デザインによっては季節感を演出するインテリアとして飾っていただけるものもあります。
また、飾る場所もしまう場所もとらない、コンパクトな五月人形もあります。
そんなおしゃれで、コンパクトな五月人形を紹介させていただきます。
昔から現代にまで伝わる端午の節句ですが、江戸時代になって貴族に変わり武士が台頭してくると、武家の間で盛んに行われるようになりました。家の後継者として生まれた男の子が、無事成人して家を継いでくれますようにと祈り、一族の繁栄を願う行事になっていきました。
鎧や兜を飾るようになったのは、この武家社会から始まった風習です。武将は自軍の武運長久を願って、鎧や兜を神社に奉納したものでした。これらは奉納用に当時の贅を尽くして制作した鎧や兜を奉納したのです。これらが現在国宝や重要文化財になっているものです。戦の時に自分の身を守ってくれる鎧や兜を端午の節句に飾って、生まれてきた赤ちゃんのお守りにしました。当時は実際の鎧を飾っていたのですが、時代を経るにしたがって、飾り物の鎧兜に代わってきました。
現在では住宅事情もあり等身大の鎧を飾れるお宅は少なくなってきていると思います。近年インテリア感覚で飾れるおしゃれでコンパクトな五月人形が人気になっています。特に初節句の場合は、小さな赤ちゃんの面倒を見ながらの、飾りつけ作業になるので、手間がかからず簡単に出し入れできるコンパクトサイズの五月人形がおすすめです。
おしゃれで小さな兜飾りを紹介します。
東京都文京区に生まれた加藤峻成は18歳で父峻厳のもと、甲冑制作の修業を始めました。父であり師匠である加藤峻厳は、甲冑師として有名な加藤三兄弟の三男です。やはり甲冑師の初代一冑を父に持ち、長男二代目一冑、次男鞆美とともに技術を全て伝授されました。特に手並べ小札(こざね)による?(しころ)づくりを得意とし、この技術は息子峻成に受け継がれています。峻成はこの江戸甲冑伝統の技法にこだわり斬新な作品を続々と発表しています。
平成20年には若くして経済産業大臣指定の伝統工芸品、江戸節句人形の伝統工芸士に認定されました。
父峻厳に「私にはこういう発想は全くありませんでしたね」と言わしめた、伝統の技法を守りつつ、現代感覚をおしゃれに取り入れた兜です。また、雄大な自然のように力強く育ってほしいという思いを込めて『自然の雄大さをモチーフに』というコンセプトの基に作られた兜です。江戸甲冑技法の技術にこだわり、新たな作品を続々と発表しています。伝統技術と繊細な手仕事を継承しながらも、現代に好まれる新しい兜を作っています。
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「男の子の輝かしい未来と宴を彩る」をテーマに構想し制作、完成させました。インテリア感覚で飾れ、従来の五月人形の形にとらわれない自由な発想、モダンなデザインで制作されています。
今までの伝統的なデザインの五月人形はどうしても和室にマッチするイメージのものが主流でした。従来の兜飾りの舞台としては黒枠の金屏風、畳付きの黒台、古典的なデザインの弓太刀飾りが基本的でした。しかしこの彩宴シリーズは伝統的なところを残しつつも、間接照明を取り入れたり、LEDライトによる雰囲気の演出を行ったり、お部屋のコーナーにもしっくりと飾れる考えられたデザインのものなど、斬新な発想で制作されています。
現代の住宅事情をも考慮しつつ伝統の中にも独創性を取り入れたモダンでおしゃれな五月人形です。
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木目込人形とは京都の上賀茂神社で作られた人形が発祥とされています。
桐塑(桐の木の粉)または木で作った人形に、着物や模様の形に合わせ本体に彫刻刀などで筋掘りをしていきます。その筋に着せたい裂地をあてがい、布の端を目打ちなどで押し込んで衣装を着ているように作った人形のことです。この筋に布の端を押し込む作業を「木目込む」と言い、この技法で作った人形を木目込人形と言います。
従来は女の子のお節句であるひな人形制作の時に多く使われていた技法の一つでした。
この技法を五月人形である鎧や兜に使用して制作したものが木目込鎧・兜シリーズです。
屏風で飾っても、ケースに入れても、また兜だけでもおしゃれでコンパクトに飾れます。
また、木目込の特徴として型崩れしないという魅力もあります。
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五月人形の脇飾りとして一般的なのが弓太刀飾りです。弓と太刀がそれぞれ台に取り付けられて一対になっているお飾りです。この弓や太刀は武具ではあるのですが、古来より儀式に魔除けとして使われていたものでもありました。
弓を使った魔除けの一つに「鳴弦(めいげん)の儀」というものが有ります。弦打の儀(つるうちのぎ)とも呼ばれるこれは、弓に矢をつがえずに弦を引き、手を放すことによって音を鳴らします。この音に魔除けの効力があるとされていました。今でも宮中で赤ちゃんが生まれるとこの鳴弦の儀が行われています。後世には鏑矢(かぶらや)という音が出る矢を射るものに発展し、弓道では最初に鏑矢を射てから始めるという風習があります。流鏑馬(やぶさめ)もこの流れを汲む行事です。
太刀は刀が戦に使われるものに対し儀式に使われるものでした。また邪気は光るものを嫌うことから、魔よけとして身に着けたようです。
兜で身を守り、弓太刀で邪気を払い魔除けをしている五月人形は、生まれてきた赤ちゃんのお守りとして最適なものです。
収納飾りは飾る場所もしまう場所も取らないお飾りです。
収納飾りのおしゃれな五月人形をご紹介します。
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ガラスケース入り飾りは、ほとんどのものが中身はケースに固定されています。飾るのもしまうのも手間がかかりません。箱から出して飾る場所に置けば飾りつけ終了です。
ケース入りの五月人形も、近年おしゃれなものが増えています。縦の桟がなく前面がすっきり見えて、なおかつ軽いアクリルケース入りのものなどもあります。インテリアとしても飾るのに最適なLEDを使用したケース入り飾りもあります。
そんなLEDを搭載したケース入りのおしゃれな五月人形をご紹介します。
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ケース飾り一覧はこちらからご覧ください。
おしゃれな木目込の五月人形の紹介ですが、鯉のぼりの由来・起源についての紹介から始めたいと思います。
近年、都市部ではあまり見かけることが少なくなってしまった鯉のぼりですが、どの様な由来や意味があるのでしょうか?
端午の節句に最初から鯉のぼりが飾られていたわけでは無いようです。
戦国時代、武将は戦の時に「旗指物」を立てて合戦に臨みました。この旗指物には家紋が付けられていました。鯉のぼりの起源はこの旗指物と言われています。鯉のぼりの吹き流しにも家紋が入れられるものもありますが、こんなところから来ているのかもしれません。
武家の間で端午の節句にこの旗指物を飾る風習が生まれ、庶民の間にも広がっていき、武者幟とよばれるようになりました。この武者幟には勇壮な武将や元気な金太郎、病魔を退治してくれる魔除けの鍾馗(しょうき)などの絵が描かれるようになり、華やかなものとなっていったようです。この武者幟の絵にも子供の幸せを願う親心が現れています。天下を取る武将のようになってほしい、金太郎のように丈夫で元気な子に育ってほしいなどです。
その頃商家では武者幟ではなく五色の吹き流しが飾られるようになりました。この吹き流しが発祥で現在の鯉のぼりが誕生したと考えられているようです。吹き流しの五色は中国から伝わった陰陽五行説に由来しています。吹き流しの五色は青(緑にすることもある)・白・赤・黒(紫にすることもある)・黄の五色です。それぞれの色は東西南北を表し黄色は中央(大地)を表します。この東西南北にはそれぞれ東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武という神がいます。生まれた赤ちゃんを中心にして四方からこれらの神が守ってくれると言う考え方から吹き流しはできています。
その後、この吹き流しに鯉の絵を描くようになり、これが鯉の形をした幟に変化して行き、吹き流しの下に黒赤青の鯉を飾る現在の鯉のぼりの形になったようです。
また鯉には登龍門伝説というものがあります。鯉は滝を登って龍に変身するというもので、鯉のぼりはこの故事になぞらえ、子どもの立身出世を願い飾るものとなりました。
この様な由来のある鯉のぼりを、可愛らしい木目込人形の武将の脇飾りとして使用したおしゃれな木目込の五月人形をご紹介します。人形彫刻 磊(らい)原型による東玉工房オリジナルのお人形です。可愛らしさの中に凛々しさもある表情、躍動感ある造形をご覧ください。
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このように五月人形は生まれてきた赤ちゃんに、元気に育ってほしいと願いを込めて飾るものです。また、長く飾るものですので飽きの来ないものを選ばれると良いと思います。
ひとことで「おしゃれ」と言っても皆さんそれぞれで違いがあると思います。五月人形を選ぶとき、飾る場所はどこにしようか、どのくらいの大きさのものにしようか、など考えると思います。お部屋のデザインや好みによっても違ってくると思います。
ご紹介した五月人形が少しでもお人形選びの参考になれば幸いです。
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